通勤や通学、買い物の途中で突然ガチャン!と自転車のチェーンが外れてしまうトラブル。
「遅刻しそうなのにどうしよう…」「触ると手が真っ黒になるから嫌だな…」と焦ってしまいますよね。
でも大丈夫です!特別な工具がなくても、身の回りにある「あるモノ」を使えば、手を一切汚さずにわずか3分でチェーンを元に戻すことができます。
この記事では、ママチャリから変速機付きの自転車まで使える、手が汚れないチェーンの直し方をわかりやすく解説します!
1. チェーンを直す前に!手が汚れないための準備物
チェーンには真っ黒な潤滑油(オイル)と泥が混ざった汚れがべっとりついています。素手で触ると洗剤でもなかなか落ちません。
まずは身の回りやカバンの中、近くのコンビニで以下のどれか一つを確保しましょう。
ビニール袋(コンビニのレジ袋やゴミ袋など)
使わなくなったティッシュ・ウェットティッシュ
軍手や作業用手袋
割り箸や落ちている木の枝
今回は、「ビニール袋」を割り箸や手袋の代わりに使って直す方法をご紹介します。
2. 【種類別】手が汚れないチェーンの戻し方ステップ
自転車には「変速ギアがないママチャリ(シングルギア)」と、「ギアがついている自転車(外装変速機)」で少しやり方が異なります。あなたの自転車に合わせて試してみてください。
パターンA:変速ギアがついている自転車(クロスバイク・ロードバイクなど)
スポーツバイクや外装ギア付きの自転車は、「リアディレイラー(後ろの変速機)」のバネのおかげで、実はママチャリより簡単に直せます。
自転車を安全な場所に止める:スタンドを立てるか、ひっくり返して安定させます。
ビニール袋を手に はめる:手袋のようにすっぽり手を覆います。
後ろの変速機(ディレイラー)を前に押す:後ろのギアの下にある出っ張り(ディレイラー)をグッと前に押すと、チェーンがたるみます。
チェーンを前の歯車(クランク)にかける:たるんだチェーンを、ペダルがついている大きな歯車(フロントチェーンリング)の上側に引っ掛けます。
ペダルをゆっくり前に回す:手を離し、ペダルをゆっくり回すと、カチッと自然にチェーンが噛み合って元に戻ります。
パターンB:変速ギアがないママチャリの場合
ママチャリの場合はチェーンカバーがついていることが多く、チェーンがピンと張っているため少しコツがいります。
ビニール袋やティッシュでチェーンを掴むチェーンの下側を、前の大きな歯車(ギザギザ)の下側に引っ掛ける:上側ではなく「下側」からはめ込むのがポイントです。
そのままペダルを「後ろ向き(逆回転)」にゆっくり回す:引っ掛けた状態をキープしながらペダルを後ろに回すと、歯車の回転に巻き込まれるようにして、チェーンがぐるっと1周はまります。
3. なぜ外れる?何度もチェーンが外れる3つの原因
無事に直っても、「最近よくチェーンが外れるな…」という場合は自転車自体に問題があるサインです。そのまま放置すると、最悪の場合チェーンが切れて大事故につながる危険もあります。
原因①:チェーンが伸びている(経年劣化)長年使っていると、金属のチェーンが徐々に伸びてたるんできます。たるんだチェーンは段差の衝撃などで簡単に外れてしまいます。
原因②:変速機(ディレイラー)の調整不足ギア付きの自転車の場合、変速機を動かすワイヤーが伸びたり、ネジが緩んだりして、チェーンがギアの可動範囲を超えて外側に落ちてしまうことがあります。
原因③:オイル不足やサビによる固着チェーンがサビてカチカチになると、歯車にうまく噛み合わずに弾かれて外れてしまいます。
4. まとめ:何度も外れるなら自転車屋さんへ!
突然のチェーン外れも、「ビニール袋で手を覆って、歯車に引っ掛けてペダルを回す」というコツさえ知っていれば、出先でも汚れずに対処できます。ただし、月に何度も外れるような場合はチェーンの寿命や変速機の故障が疑われます。
自転車屋さんに行けば、ママチャリのチェーン調整なら500円〜1,000円程度、チェーン全体の交換でも3,000円〜5,000円程度でプロが完璧に直してくれます。
何度も外れてストレスを感じる前に、一度お近くのサイクルショップで見てもらってくださいね!


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