【サイクリストインタビュー】庄内を駆ける


​―― プロフィール

​お名前: ちゃかふみ さん(50代)

キャリア: 15年

愛車: PINARELLO(ピナレロ) X3




​―― 自転車にのめり込んだきっかけ

​もともとは、トライアスロンに挑戦する友人たちから「リレー形式で出るから、バイクパートを走ってくれないか?」と頼まれたのが始まりでした。助っ人として跨ったスポーツバイクでしたが、風を切って進む感覚に魅了され、気づけば15年。今では生活に欠かせない相棒になっています。

​―― 庄内で出会った、忘れられない景色

​これまで多くの場所を走ってきましたが、一番心に残っているのは庄内の「棚田」の風景です。

幾重にも重なり、山肌を彩る棚田の造形美は、まさに日本の原風景。季節や時間ごとに表情を変えるその姿は、何度訪れても言葉を失うほどの美しさがあります。



―― ヒルクライム、その苦しい最中に思うこと

​坂を登っている最中ですか?正直に言えば、もう「一刻も早く下りたい」それだけを考えています(笑)。

心拍が上がり、足が重くなるにつれて、「なぜ自分はこんなに辛い思いをしているんだ」と自問自答の連続。でも、その苦しさがあるからこそ、頂上に辿り着いた瞬間の解放感がたまらないんですよね。

―― こだわりの愛車、ピナレロ X3

​現在の相棒はピナレロのX3です。イタリアの名門らしい洗練されたデザインはもちろんですが、長距離を快適に、かつ力強く走ってくれる頼もしい一台。庄内の多様な地形を共にする、最高のパートナーだと思っています。

​―― 自転車がくれる「最高のご褒美」

​走り終えた後の冷えたコーラや美味しい食事も格別ですが、私にとっての一番のご褒美は、共に走る「仲間たち」の存在です。

苦しい坂道も、向かい風の中の巡航も、仲間がいれば笑いに変わる。走り終えた後に、同じ景色を共有したメンバーと過ごす時間が、何よりの贅沢だと感じます。

―― 庄内を走るなら?おすすめポイント

​これから庄内を走る方に伝えたいのは……「つらいけど、やる?」という一言(笑)。

庄内には、決して楽ではないけれど、挑戦する価値のある素晴らしい坂やルートがいくつもあります。その厳しさを乗り越えた先にある景色や達成感は、挑戦した人だけにしか分かりません。ぜひ、覚悟を決めてそのペダルを漕ぎ出してみてください。


――ちゃかふみさん、ありがとうございました。

努力と楽しさが同居するサイクリングの奥深さ、そして庄内という土地がくれる豊かな時間を改めて感じることができました。風とともに走り抜けるその姿勢が、多くのサイクリストに新たな挑戦のきっかけを与えてくれそうです。

取材:高橋


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